兄から来たメールも、紙の手紙も、メールのやりとりの後に廃棄したので詳しくは覚えてないのだけど、印象に残っているのは、「実家に引きこもっている、歪んだ憎しみのこもった文章は信じられない」という内容だったと思う。
信じられないのは、私の人徳のなさか、あるいは、憎しみの強さか。勝手に鉄骨を組んで、太陽光パネルが台風でぶっ壊れるという事件自体が、そもそも非現実的と言えるのかもしれないが、太陽光パネルが壊れたのは、事実だ。
そして、私が殺したいほどに、父親を憎んでいるのも事実だ。しかし、兄は、私の社会経験のなさとか、ニートである部分を責めている論調であった。それは、否定できない部分かもしれない。
しかし、それらを踏まえた上で、今後、同じ事件を起こさないために、苦渋の決断で送った文書であることは伝わらなかったようだ。そのように書いたかどうかは、覚えていない。
兄への不満もあった。太陽光事件とは関係ないが、メールの罵倒合戦の間に、そのことも伝えた。謝罪して欲しいと。
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